年末調整書き方 保険料控除申告書:裏面(生命保険料控除:添付書類)について
あなたに、40代の税理士から年末調整書き方の情報をお伝えします。


2006年12月13日

年末調整書き方 保険料控除申告書:裏面(生命保険料控除:添付書類)

年末調整書き方の保険料控除申告書の裏面について

説明しています。



対象の方は、職場から、

「この書類書いて下さいね」と渡された方です。



正式な書類の名称は、


平成●●年分


給与所得者の保険料控除申告書 

兼 

給与所得者の配偶者特別控除申告書


です。




なれている方は、毎年、スイスイですが

始めての方は、たいてい、何を書いたらいいの?

と、とまどわれます。






年末調整をする上で、

生命保険料保険控除に関する補足が

保険料控除申告書の裏面に書かれています。



さて、あなたが、生命保険料保険控除を

使う上で提出する必要のある書類とは?



まずは、裏面にこのように書かれています。

おおっと。いきなり、太字ですね。



生命保険会社等が発行した証明書類



「なお、一般の生命保険料にあっては1契約の保険料

 (分配を受けた余剰金、割戻金を差し引いた残額)が

 9000円を超えるものについて、」


「また、個人年金保険料にあたっては保険料の金額の

 多少にかかわらず全てのものについて必要です。」



つまり、一般の生命保険については、

本年に支払った保険料が、9000円以下なら、

書類へ記載するだけで、証明書の添付は、いらない

ということですね。

個人年金については、

そういうことは、いっさい、ない・・・



「また、勤務先を対象とする団体特約により

 払い込んだ生命保険料については、

 この申告書に記載した

「あなたが本年中に支払った保険料等の金額」、

「保険金等の受取人」などに誤りがないことについて、

 勤務先の代表者又はその代理人の確認を受けたときは、

 証明書類を添付する必要はありません。」


つまり、これは、

勤務先が、あなたを含め、

保険契約の団体の窓口となっている場合の

取り扱いが書かれています。

団体契約となると保険会社も一目おき、

割引などを適用してくれるため、

会社にとっても貴方にとっても、

いいですよね。



こういう場合には、会社が間に入っている

ということで、会社の中できちんと責任が

ある方の確認印があれば、書類の提出は

必要ないということですね。

そして、ちゃんと確認しましたよということで、

表には、「給与の支払者の確認印」が、

保険ごとに確認が、できるようになっています。



ただし、大切なことは

勤務先が対象となっている団体契約に

限られると言うことですね。



ここでは、年末調整で保険料控除申告書

保険料控除証明書を添付しなくても良い

2つの例を解説しました。




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税理士 堀井 昭彦
blogyou20120921
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